「小さい子供を連れて家族旅行なんて大変でしょ?」
「お金もかかるし、そんな余裕ありません。」
という悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?
僕もその一人で、子供が生まれて実際に育児をやってみてわかるあの大変さ。
こんな子供を連れて旅行なんて、「行ける場所も限られるし、周りに気を遣ったりするの面倒だな」と思っていました。
でも二人目が産まれた今ならわかる。
小さい子供を連れての旅行は大変だけど、絶対楽しい!
思い出にもなるし、家族の絆が深まると思うので、「大変そうだから」とか「お金が心配」というような不安を持っている方の不安を少しでも晴らすことができればと思い記事にしました。
子連れ旅行は大変か?
実際に僕の体験した大変だったことを挙げてみます。
4歳と0歳(3か月)の子供を連れて、沖縄の宮古島に3泊4日の旅行の時に感じたことです。
- 持ち物が大量
- 移動が大変
- 子供の食事
- 飛行機内での子供のケア
一つ一つ解説していきましょう。
持ち物が大量
子供連れ、家族4人分の荷物は大変なことになります。
夫婦共に海外旅行も行けるような大型キャリーケースを引いて、背中にはリュック、前には子供を抱っこ紐で抱えて空港まで行きました。
衣類やおむつ、粉ミルク、海で遊ぶ用のグッズでキャリーケースはパンパンでした。
持ち物の内容の話はまた別の機会にしようと思います。
もしキャリーケースに全ての荷物が収まる量だったとしても、旅行に行くときはもう一つ別のバッグも持っていきましょう。
両手が自由になるリュックサックがおススメです。
飛行機内にも持ち込めますし、ミルクやオムツなどの赤ちゃんグッズはいつでも必要になるので、旅行中すぐに取り出せるようにリュックに入れておくことが大切です。
移動が大変
いつ泣き出すかわからない赤ちゃんを連れての移動は大変ですよね。
公共交通機関では時間通りに行動しなければならないし、周りのお客さんに迷惑にならないかと気を遣いますよね。
旅行先での移動はレンタカーが最適です。チャイルドシートやベビーシートはどこのレンタカー屋さんもオプションで用意してあるので連絡しておきましょう。
僕の宮古島旅行の時は空港にレンタカー屋さんが迎えにきてくれていたので、すぐに車で出発することができました。
レンタカーだと子供の状況で臨機応変に対応できますよね。
子供にミルクをあげてから出発しようとか、車で寝ちゃったからもう少し寝かせてから出かけようとか時間と行動に余裕を持てるようにしましょう。
子供の食事
せっかくの旅行なのでおいしいご飯が食べたいですよね!
でも実際は子供は食べムラがあるし偏食。ホテルの食事を付けても残してしまうかもしれないし、子供の分の料理をつけなかったら量が足りないかもしれない。
なので我が家の場合は、ホテルの食事は無し!
素泊まりの方が安いプランがたくさんありますしね!
その代わり毎日夕食は庭でバーベキューができる宿にしました。
バーベキューなら地元の野菜やお肉を好きな量だけ買って食べられますし、お店で食べるより安上がりです。
電子レンジや冷蔵庫、炊飯器の備え付けの宿だったので、3日分の食材を買ってそれで旅行期間の朝食と夕食をまかないました。
昼食は地元の定食屋やカフェのようなお店で済ませたので、旅行期間中の食費は1万円くらいでした。
小さい子供連れの旅行であれば、時間も気にせず、好きなものを食べられるキッチン付きの素泊まりプランやバーベキューができる宿はおススメです。
飛行機内での子供のケア
遠くへ旅行するなら飛行機での移動は避けられません。
飛行機は時間も決められているし、機内は狭いですし、シートベルトを着用しているときは身動きすらできません。
僕も上の子が2歳くらいの時着陸のタイミングでグズって大変でした。。。
親たちも一生懸命なので、周りで子供が泣いていたらうるさいかもしれませんが、どうか大目に見てあげてくださいね。
一番注意すべきは離陸と着陸の時間です。シートベルト着用してて身動きが取れないうえ、音と振動、気圧の変化で赤ちゃんには厳しい環境です。
ちょうど眠ってくれている場合もあるかと思いますが、うちの場合は敢えて起こして授乳したりミルクを飲ませてあげています。
上の子には飴玉を舐めさせます。気圧の変化で耳が痛くなるのを何か液体を飲み込む動きをすることで抑えることができるからです。
機内での調乳で大活躍したのが液体ミルクです。
お湯を使わなくて良く、すぐに準備できるので我が家では必需品となりました。
毎月定期購入しています。
また困ったことがあればCAさんに相談してみましょう。
寒かったら毛布を渡してくれますし、授乳したければCAさんが使っている椅子のある場所で目隠ししながらの授乳をさせてくれたり、グズっていたらおもちゃをくれたりととても気遣ってくれて、いつも感謝しています。
子連れ旅行で気を付けるポイント
温泉や食事よりアクティビティ
大人としは温泉でゆっくり癒されたり、おいしい食事を食べてゆっくり眠るという旅をしたいと思う人も多いかもしれません。
でも子供にはたくさん遊んだり、いろいろな経験ができるようなアクティブな旅の方がいいと思うんですよね。
なので、僕の場合はぐっと我慢していかに子供が楽しめるかの観点で旅を選んでますね。
温泉街よりもアクティビティがたくさん楽しめる海がおススメです。
小さい子供だとダイビングだったりカヌーだったりといったアクティビティはできませんが、海で水中眼鏡で魚を観たり、波打ち際で砂遊びするだけでも楽しいですよ。
夜はいつもと違う環境でバーベキュー。
いろんな体験が子供の思い出になってくれたらいいですよね。
ツアーもいいけどノープラン旅もアリ
現地のガイドさんに案内されていろんな場所を巡るツアーも楽で良いですよね。
でも僕は敢えてノープランの旅をお勧めしますよ。
小さい子供と一緒に行動しているといろいろ大変ですよね、ツアーで他のお客さんに迷惑かけたくないし、時間も気にしなきゃいけません。
そういうストレスなしに、自分たちの決めた時間で自由に遊ぶ方が気楽でいいじゃないですか。
現地で良さそうなお店を見つけたら寄ればいいし、地元の人に聞いておススメのお店で食事したり、その場で選択の自由があるのって旅の醍醐味だと思いますよ。
自分も楽しめる余裕を持とう
子供がいると子供の相手ばかりして、自分が疲れてしまいますよね。
そういう時は、子供をパートナーに任せて自分は自由行動してもいいと思うんです。
旅に来てまでストレスを溜めてたらもったいないですよね。
我が家の場合は交代で子供たちの面倒を見て、お互い一人でシュノーケリングを楽しめる時間を作ったりしてました。
子連れ旅行を安く抑えるポイント
「家族で旅行行きたい!でもお金がない!」
そうなんです、行きたくても家族旅行となるとお金がかかるんですよね。
僕の場合日ごろから節約して、毎年1回は旅行に行けるように貯金をしています。
なるべく節約!無駄を排除しよう
子供との旅行は選択と集中がポイント。
思い切って食事無しの素泊まりプランにしましょう。
食事有りのプランで子供料金まで取られたら結構な金額になりますよね。
キッチン付きのゲストハウスやバーベキューができるコテージなんかを利用すれば気軽に自分で食事を準備できますよ。
3歳未満なら飛行機代ゼロ
航空会社によりますが、ANAやJALでの国内旅行の場合は3歳未満なら飛行機代はかかりません。
飛行機代を抑えようとLCCを使う場合もあるかもしれませんが、LCCだと飛行機代ゼロは2歳未満までの場合があります。
また荷物を預けるとお金を取られる場合がありますので、2歳の子供がいる方はLCCじゃない方がかえって安く済む場合もありそうですね。
いっしょにマイル割という選択肢
もし、ANAで1万マイル以上貯まっているのであれば、「いっしょにマイル割」というサービスがお得ですよ。
僕もこのプランで宮古島旅行を手配しました。
このプランの特徴はマイルと現金の併用という点。
我が家の場合下の子供以外は飛行機代がかかるので3人分のチケットを手配する必要があります。
今回の旅の場合、東京⇔宮古を1万マイル+同乗者2人分で62,000円で往復できました。
普通にSUPER VALUE 75で予約すると片道20,790円ですので、3人の往復となると124,740円にもなります。
12万円かかるところ「6万円+1万マイル」で往復できるんです!すごい!
マイルで行くにしても東京⇔宮古はレギュラーシーズでも往復2万マイルなので、1万マイルで往復できて、さらに同乗者も安くなるので一緒にマイル割を使わない手はないですよ。
それぞれのパターンで3人分の飛行機代を計算してみました。(レギュラーシーズン)
往復 | SUPER VALUE 75 | いっしょにマイル割 | マイルのみ |
本人 | 41,580円 | 10,000マイル | 20,000マイル |
同乗者1 | 41,580円 | 31,000円 | 20,000マイル |
同乗者2 | 41,580円 | 31,000円 | 20,000マイル |
合計 | 124,740円 | 62,000円+1万マイル | 6万マイル |
断然「いっしょにマイル割」がお得です!
6万マイル貯まっている人は少なくても1万マイル貯まっている人は結構いるんじゃないでしょうか?
ANAファミリーマイルを使えば家族の分のマイルも合算して使えますので1万マイルはすぐに貯まりますよ。
ちなみに「一緒にマイル割」では本人はマイルは貯まりませんが、同乗者は普通にマイルが貯まるので、さらにおトクです!
同乗者がANAマイレージクラブカードのゴールドであれば、宮古島の往復で2430マイル貯まります!
うちの子供は4歳ですが既にANAマイレージクラブ会員です。
平会員ですが、今回の旅で1736マイルも貯まりました。
合計すると今回の旅だけで4166マイルです。またすぐに1万マイル貯まりそうです。
ちなみに僕はANAスーパーフライヤーズカードを普段の買い物に使っているので、1年でクレジットカードのポイントだけで1万マイルくらい貯めています。
なので、毎年「一緒にマイル割」で家族旅行に行ける計算になります。
宿は子供の添い寝可能か確認すべし
宿泊に子供の料金が含まれるかを確認しましょう。
ホテルや旅館によっては〇〇歳以上は〇〇円といったように条件が付いている場合があります。
宿によっては添い寝であれば、子供料金は取らないという宿も多いので、事前に確認しておきましょう。
泊数が増えるとかなりの金額の差が出てしまいますよ。
1棟貸しのコテージやゲストハウスなどが自由度が高くてファミリー向きでおススメ!
宿・レンタカーの手配はポイントサイトを通す
宿泊の宿探しや現地での移動手段であるレンタカーの手配に関して、みなさんネットやスマホアプリを使って手配している方が多いと思います。
ただ単に手配しているだけではもったいないですよ!必ずポイントサイトを経由しましょう。
ポイントサイトに掲載されている広告からホテルを予約したり、レンタカーを手配するだけでポイントが貯まります。
貯めたポイントはamazonギフト券に変えたり、マイルなどの他のポイントに交換したりできますよ。
例えばハピタスというポイントサイトから楽天トラベルで予約すれば1%ポイントが付きます。
エクスペディアで予約すればなんと4.2%分もポイントが貯まります。
宿泊費が10万円だとすると4200円も戻ってくる計算ですね。すごい。
モッピーというポイントサイトはじゃらんで予約すると4%ポイントバックされますよ。
他にも多数の予約サイトがあるので、比較して還元率の高いところで予約するとお得ですね。
ポイントサイトは旅行の手配だけでなく、アマゾンや楽天のようなサイトでの買い物の際もポイントサイトを経由するだけで追加でポイントが貯まるので、登録しておきましょう。
貯めたポイントはマイルに交換してまた次の旅行の足しにしようと思います。
最後に
いろいろとファミリー旅行について書いてきましたが、旅のスタイルは人それぞれです。
宿を贅沢にしたり、食事をメインで考えたりと楽しみ方はいろんなスタイルがあって当然ですので、基本は自分の価値観に従って計画を立てましょう。
家族で一緒の体験をしていっしょに過ごすことってとても大切だと思うので、どういうスタイルにしろ旅行に行くことはとてもいい思い出になると思います。
よい旅を!